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執筆者の写真ゲルソンエデュケーター・杉本佳江

ゲルソン療法・総合ワークショップ&シンポジウム in 東京のレポート③講演内容


こちらの記事では、3人の登録ゲルソン・エデュケーターとゲルソン療法経験者のお話をかんたんにご紹介します。

エデュケーターの3人についてはゲルソン・ライフのこちらのページで紹介されています。


杉本佳江(ゲルソン・エデュケーター)のお話

「私がゲルソンエデュケーターになった理由」というタイトルでお話をさせていただきました。


  • 引っ越し先の沖縄で氏家さんとお会いしたこと

  • ゲルソン療法に惹かれた理由

  • HST(ホームセットアップトレーナー)の勉強を開始

  • HSTになれるのか(なりたいのか)

  • 3週間のゲルソン食体験

  • ゲルソン療法のエデュケーターとして伝えたいこと

  • 今後の活動

についてお話しました。


こちらがお話の時に使ったプレゼン用のPreziです。下の右>で展開します。

私がゲルソン療法にもっとも魅力を感じているのは、プロトコルです。これはゲルソン博士が臨床経験を元に作り上げた非常に尊い治療計画です。

どのジュースがより効果が出るのか、解毒で疲弊した肝臓をどのようにサポートするのか、より消化しやすく栄養をとるにはどのようにしたらよいのか、なぜよくなったがんが悪化したのか、ホルモン療法は効果があるのか、など、治療に有効なメソッドは何かが検討され続けました。

当時その思考錯誤のなか、残念ながら失われた命もあったと、自著の「ガン食事療法全書」で告白しています。そのような過程で完成したプロトコルに、私は畏敬の念を持っています。

現在は、日本ではがん治療に経験豊富な酒向先生がプロトコルを設計し、その後の治療の経過も診ています。このような体制が整ったことは、安心なことですね。

和田裕子さん(ゲルソン・エデュケーター)のお話

和田さんは、鍼灸マッサージ師、CHhom(ホメオパシー)認定インナーチャイルドセラピスト。そして、登録ゲルソン・エデュケーターです。


和田さんのお話は、初めてお聞きしたのですが(お会いするのも初めてでした)、お会いする前はドライな印象でしたが、とても温かいまっすぐなかた。すぐにうちとけました♡

そして、この日は、ご自身のご家族のがん治療についてお話しされました。

和田さんはゲルソン療法と鍼灸やホメオパシー、波動治療などの外部治療を併用させてご家族のがんを治癒にまで導いた実践者です。

「ゲルソン療法をやるにあたりノーウォークジューサーを使用しなければ治癒速度が間に合わない可能性があったな、とハラハラしています」と当時を振り返っています。

石黒郁織さん(ゲルソン・エデュケーター)のお話

石黒さんはいしぐろクリニックの薬剤師で、ゲルソン食を提供する治ゆの扉を運営され、最近はコールドプレス・ジュースバーをオープン。患者さんと直接関わる仕事をなさっている登録ゲルソン・エデュケーターです。


石黒さんは、ゲルソン療法、マイクロ波治療、O(オー)リング治療、その他、効果が出ると聞く治療法について次々と検証し、「なんとかして治してあげたい」という強い意思と行動力をお持ちのかた。

輸入が困難なコーヒー浣腸のバケツを開発され、日本でも購入できるようになりました。

ご主人は、いしぐろクリニックの医師で、ご自身は薬剤師という立場で、ゲルソン療法をそれぞれに評価されています。

この日のお話は、ナトリウムとカリウムの原子の直径が違うことが、浮腫みと治癒に関連するのではないか、と持論を展開されました。

石黒さんは可愛らしいお洋服で、ニコニコと素敵な笑顔でソフトなイメージの一方、質問が鋭い、とても鋭いシャープなかたです。

畠山直美さん(ゲルソン療法経験者)のお話

畠山さんは、ティファナのゲルソンクリニックに入院と、ご自宅でのゲルソン療法の両方を経験されました。

診断後、経過観察を続けて10年が経過し、寛解の状態にあります。


畠山さんはゲルソン療法を知ったきっかけ、悪性リンパ腫(濾胞性)と告知されてからティファナのクリニックに入院するまでに起こった様々な巡り合わせ、治療期間に起きたこと、感じたことを克明にお話しされました。

「私みたいな普通の主婦がこんなところでお話させていただくのは、、、」と切り出され、笑いを誘いつつ、畠山さんの知恵やヒューマンスキルの高さには驚かされることばかり。

治療には主治医との信頼関係の作り方や、心の持ちようの大事さも教えていただきました。

「ゲルソン療法を正しくやれば、体が病気になる前より回復します。

そして始める時期は、その患者さんがゲルソン療法に出会ってなるべく早いうちに開始するのがお勧めです。

ゲルソン療法のおかげで、一生で一度しか使えないと言う強い抗がん剤治療をせずに、10年後も元気でおります」

と自身の体験を振り返られます。 ゲルソン療法では、プライバシーを大事にするので、治癒例を公表することは本当にごく稀なのですが、このように信頼関係を持ってご自身の話をしてくださるゲルソン療法の経験者のかたが日本にもいらっしゃることは本当にありがたいことだと思います。

ゲルソン療法のランチ


紅芋を練り込んだライ麦パンが大人気でした。


手分けをして、着々とゲルソン食の準備が進められます。


ヒポクラテススープ

ヒポクラテススープをこれから煮込みます。


ゲルソン療法で使うフラックスオイルは、リグナンなしです。

今後の講座の予定

沖縄では、直近では6月27日(水)に「はじめてのゲルソン療法講座」を開催します。こちらは1日でゲルソン療法の概略を学びます。

詳しくは、こちらのブログ記事よりご確認ください。

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