治癒反応〜ゲルソン療法のワークショップで経験すること①

更新日:2020年7月28日

食事療法などではよく「好転反応」といいますが、ゲルソン療法では「治癒反応」といいます。


英語ではフレアーアップといって、これは「突然爆発するような反応」の意味です。


ゲルソン食がうまく消化され、細胞からナトリウムと水が出て行き、ミトコンドリアが十分なエネルギーを産生できるようになってくると、狂った代謝が整い、解毒が進みこのような反応が起きます。



(こちらは先日のゲルソン療法総合ワークショップのランチです)



ゲルソン療法のワークショップでは、座学で理論を学んでいただくのと同様に、実際にゲルソン食を召し上がっていただき、体への反応を見ることも大切にしています。


治癒反応のインパクトは、体の汚染具合反応できるエネルギーがあるか肝臓の状態などいくつものの要素があります。


私自身もゲルソン療法のワークショップを通して、ゲルソン食を食べることで反応がありますので、2回の記事に分けてご紹介していますね。


今回は1回目。眠気頭痛についてお話しします。



眠気


眠気はゲルソン療法総合ワークショップの最中でも、よく起こる症状です。


副交感神経が優位に働いて、胃腸もよく動き、体内の治癒が始まろうとします。


私は本格的にゲルソン食を続けると、泥のように寝てしまいます。


(煮込む前のヒポクラテススープ)


これは一見、健康なかたでも、患者さんでもよく起こることなので、ゲルソン食のランチをいただいたあとは30分ほどのお昼寝の時間を設けるようにしています。


横になるソファーとブランケットをご用意していて、結構、このお昼寝タイム、みなさん喜ばれます♪



激しい頭痛


今回のこの講座で、私が経験したのは激しい頭痛でした。


20代、30代の頃は頭痛持ちで、偏頭痛にも悩まされていましたが、ここ数年は頭痛から解放され快適に過ごしています。


ところが、このゲルソン療法総合ワークショップの2日めから、不快に感じるほどの激しい頭痛がありました。



(2時間ほど弱火で煮込んだヒポクラテススープ。この後、フードミルで裏ごしをします)


ここまでの頭痛は、ずっと経験していなかったのでこの原因は自分由来ではないな、と思いました。



激しい頭痛の原因


多くの場合、解毒反応として頭痛を経験します。


細胞に溜め込まれた毒素がいったん血流に乗って全身を巡り、腎臓と肝臓を目指しますが、その途中でその毒素が脳神経を刺激するといわれています。



(玉ねぎとほうれん草の煮野菜をセットしたところ。これから蓋をして1時間ほど弱火で煮込みます)


ただ今回の頭痛は経験したことのない痛みと軽い吐き気を催したので、これは私の中から出たものではないような気がしました。


今回のクライアントは、抗がん剤を服用経験のあるがん患者さんでした。



(ベイクドポテトの準備完了。芽と青い部分があったらきれいに取り除いてオーブンで焼きます)



抗がん剤治療をされたかたは、ゲルソン療法のワークショップに参加すると、皮膚や呼吸から抗がん剤の成分を発散することがあります。


これは解毒作用のひとつです。


ところが、周りにいる人はその揮発した抗がん剤の成分を呼吸などから体に取り込んでしまいます


抗がん剤治療経験のクライアントがいらっしゃる時は、空気清浄機で対応しますがそれも完璧ではありません。